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こどものうちに悪い歯並びを改善することは、将来の虫歯や歯周病のリスクを大幅に減らすことができます。
また、青春時代をきれいな歯並びで笑って過ごすことができるのも大きなメリットですよね。
ということは何物にも代えられない大きな財産だと思います。
私たちが考える小児の矯正は、見た目はもちろん大切ですが、
呼吸や睡眠などの体の機能については発育期に行う治療のため、
見た目以上に重要だと考えています。
そのため、いびきや呼吸、睡眠などを改善するための機能改善の矯正と
見た目を直す審美的矯正とで分けて考えております。
なぜ睡眠と呼吸なのか?
いびきをかくというのは気道が狭くなっている可能性があります。
いびきがある子供は寝ているときに無呼吸になっていることが多く、睡眠が浅くなりがちです。
そのため睡眠呼吸障害が重症でなにも治療しないと成長ホルモンの分泌が低下して、
成長の発達に障害が出るなど、
からだに深刻な影響を及ぼす場合もあります。
有田歯科医院では
顎顔面口腔育成http://www.d-jacg.org/gakkai/のフィロソフィーに基づいた
RAMPA(ランパ)、BIOBLOC (バイオブロック)、オーソトロピクス治療を行っています。
ガタガタ、出っ歯、ガミースマイル、受け口など歯並びについて、または骨格の事、
口呼吸、睡眠中のいびきや無呼吸でお困りの方どうぞご相談ください。
(相談料無料)
(必要に応じてレントゲンや口腔内撮影を行う場合がありますので
保険証をお持ちください)
歯並びが悪くなる原因は、お父さんやお母さんからの“遺伝”“乳歯の虫歯”指しゃぶりや口呼吸などの“悪い習慣”、柔らかい食べやすいものに偏る“食事”などが代表的です。保健所などの1歳6カ月健診や3歳児健診の時にすでに、開咬(口を閉じても上下の前歯が噛み合わない子)や、受け口(下の前歯や下顎が前に出ている状態)、出っ歯(上の前歯や上顎が前に突き出ている状態)や乱ぐい歯(歯がデコボコしていて歯ブラシが届かない)の傾向がみられる子がいます。これらの症状がみられる子の歯の状態をそのまま放っておいたら、口で呼吸するためポカン顔になったり、受け口がすすんだり、発音障害(タ行やサ行がはっきり発音できない)や転んだ時に前歯がぶつかって傷つきやすくなったりと、いろいろな不安が残ります。
バイオブロックセラピーは、イギリスの歯科医John Mewによって確立された矯正治療の概念及び方法です。日本語では「自然成長誘導理論」となります。人間の骨のなかでも顎の骨は、全身のバランスをとる上で非常に大きな役割を担っています。この顎骨の成長に問題が生じると歯列不正が発生し、これが全身の健康状態に大きな影響をもたらしてしまうのです。RAMPAは、歯並びを正常にするために「顎骨の成長を正しい位置に促進する」治療法です。したがって、この治療がターゲットとするのはあくまでも顎骨であって、歯並び改善は「もたらされる結果」ともいえます。
なお、通常の歯列矯正と決定的に異なるのは、歯列矯正が基本的に歯だけを動かすのに対し、バイオブロックは「顔面骨格と姿勢、気道矯正」がコアで「結果的に歯並びがよくなる」という点です。また、この治療は、第2乳臼歯を使用して顎の骨にアタックするものです。第2乳臼歯の骨植が不十分だと理想的な治療が行えません。したがって、治療に適した年齢は6歳~7歳、遅くとも8歳までとなります。
当院で治療させていただいた事例をご紹介いたします。
八重歯とガタガタを伴う出っ歯が気になる。左下の3番目の歯が生えてこない。
"出っ歯が気になる"、"歯が生えてこないまま歯並びがガタガタしてきた"との相談を受けました。
左下の3番目の歯が生えてくるよう骨格から矯正を行ってから歯並びを整えました。
ガミースマイル症例
6歳女児。笑った時に歯茎が気になるとの事で来院されました。