一般歯科

医療法人社団 ゆうみらい歯会 有田歯科医院は開業以来40年、
歯の寿命を長持ちさせる事を目的として虫歯や歯周病、
入れ歯の治療などの保険診療を中心に丁寧に行って地域医療に貢献してきました。
当院では皆さんの健康のため、常に丁寧な診療を心がけ日々診療にあたっております。
8020運動の実現のためにも虫歯や歯周病が気になりましたらなるべく早くご来院ください。
万が一、虫歯になってしまっても、出来るだけ健全歯質を削らないミニマルインターベンションの理念で、
患者様に一番良い方法で治療計画を立てて診療をすすめていきます。

General Treatment 一般治療

虫歯

当院ではミニマルインターベンション(なるべく健全歯質を削らない治療)の方針で、白い合成樹脂の詰め物を用いて審美的にも機能的にも良好な材料を用いて治療します。残っている歯の量によっては被せ物や型取りをする詰め物になることもありますので、一度ご相談ください。

虫歯の原因

お口の中には細菌がたくさんすんでいます。(1gの中に1憶個以上。)
細菌にとって棲みやすい環境(あたたかく、湿り気のある温室のような環境)のお口ではいつも細菌が増えようとしています。

食べ物
(砂糖や乳糖)がある

細菌が存在する

歯質、唾液、
歯列など

この3つの要素と時間が加わって、虫歯は進行します。逆にいえば、このうちのどれか1つでも欠ければ、虫歯はできません。
あなたのお口はどれくらい虫歯になりやすいのでしょうか?
実際に数値化してご自分のカリエスリスクを認識したうえで、歯磨きを行うとより効果的にカリエスリスクを減らすことができます。また数値化しなくても、歯垢染色液で紅く染めることで、細菌の付着状態を確認することもできますので、お気軽にお申し付けください。

治療の流れ

  • 問診、診査、診断

    患者さんの主訴に基づき必要な検査を行います。
    当院に はCTやマイクロスコープがありますので、しっかり調べてもらいたいというご希望に寄り添えます。

  • 治療計画の説明

    レントゲン写真・口腔内写真や必要によっては模型を使って、歯を長持ちさせるための最善の治療法のご提案をします。治療完了までの流れや治療期間などをご説明し、患者さんのご希望も詳しくお伺いいたします。

  • 治療開始

    患者さんが現状を理解されてから、治療を開始します。
    歯科医院にはお口の疾患になる原因を抱えている方がいらっしゃることが多いので、虫歯や歯周病、歯並びなどの原因にアプローチするためにこまめに口腔清掃状態のチェックやかみ合わせの癖のアドバイスを行うことも治療の一部に含んでいます。

〜 マイクロスコープ治療 〜

優れた拡大鏡は対象物が鮮明に立体的に見えます。
より精度の高い治療を行うため、当院ではマイクロスコープによる治療を導入しました。普段私が使用している『サージテル』は術部を8倍に拡大し、治療の精度を上げる為のものです。またマイクロスコープでは20倍以上です。

お札の偽造防止技術に『マイクロ文字』というものをご存知でしょうか?
たとえば1万円札であれば、福沢諭吉の右上の『10000』と書いてある下の何気ない線ですが、マイクロスコープを使うと『NIPPONGINKO』としっかり読めます。

マイクロスコープの素晴らしさ

天然の歯って本当に美しく綺麗なのです。マイクロスコープは私に大事なことを教えてくれました。
そんな綺麗な歯を私たちは、時に虫歯治療のために削らなければなりません。失った歯の穴を人工物で埋める。それが今の歯科医療です。
歯と同じような色で治すことも保険でも大分適応範囲が広まりました。しかしながら、そのかわりそのような国が決めた治療メニューにはデメリットもあります。沢山削らなければできないのです。
本当に、そんなに沢山、貴方の歯を削ってよいですか?答えはNOです。
歯を削れば削るほど、残された歯の力学的な負担は増えます。するとどうなるでしょう?
寿命が短い歯は、一生涯耐えることができず、抜歯する運命になります。だからなるべく歯を削らない、そして、神経を取らない治療が必要になってきます。

歯周病

40歳以上では半数以上が歯周病で患者の割合は年齢とともに増加しています。
「抜歯の原因第1位 歯周病」
歯周病の原因は歯の表面に付着している細菌の塊です。
歯周病菌も小さい集団では悪さをしませんが、いろんな種類の歯周病菌が幾重にも重なって、成熟すると本当に悪い作用をし始めます。
悪さをさせないように菌の数を減らし、コントロールすること(プラークコントロール)がセルフケアで1番大事です。

歯の表面についたプラークは歯ブラシで1か所あたり20回位こすらないと落ちません。したがって、自分ではしっかり磨けてると思っていても、実は磨けていないということが結構あります。お口の隅々を自分でチェックすることは不可能なので、是非有田歯科で定期的なチェックを受けるようにしてください。歯周病は予防できる病気なのです。

歯周病リスク
チェック項目

  • 口呼吸をしている
  • 喫煙の習慣がある
  • やわらかいもの、甘いものを良く摂取する
  • 生活リズムが整っていない
  • 歯並びが悪い
  • ストレスをためやすい
  • かみ合わせがアンバランス
  • 女性の場合において、ホルモンの変化(妊娠など)がおきる時期
  • お口のケアや口臭に関心がない
  • 糖尿病を患っている

この中でどれくらいチェックが付きましたか?
数が多いほど歯周病のリスク(悪化しやすさ)が高いです。

歯周病は自覚症状があまりなく、気が付いた時にはかなり進行していることも少なくありません。
大切なのは早期発見・早期治療です。当院ではプラークコントロールを重視し、“自分のちからで歯周病・むし歯から守れる”あなたに合った方法を提案し、二人三脚でより良いお口をめざします。

症状

症状の進行

歯周病治療の流れ

  • 歯磨き指導

    まずブラッシング指導により、プラークを形成する細菌が歯肉で起こしている炎症を減らすことが中心となります。

  • 歯石除去、検査

    見えている歯石や、歯周ポケット内に隠れて見えない歯根表面に付着している歯石やプラークを、超音波振動器具や手用器具を用いて取り除いていきます。口腔内写真、ポケット検査撮影を行います。

  • 深いところの歯石除去、検査

    見えている歯石や、歯周ポケット内に隠れて見えない歯根表面に付着している歯石やプラークを、超音波振動器具や手用器具を用いて取り除いていきます。口腔内写真、ポケット検査撮影を行います。

    ここで大事なポイントは、検査時に出血や排膿があるかないかです。
    仮にポケットが4ミリ以上あっても出血がなければ歯周病の進行はしにくいので、現状維持をしていくことも可能だと思います。ただ、常に再発するリスクと背中合わせなので、3か月おきにチェックをしてもらい、進行しないように見守ります。お口の衛生管理のプロフェッショナルである衛生士により、歯石除去やPMTCを行うことで歯の汚れを落とし、表面をツルツルにすることで、日常の汚れを付きにくくしていきます。

  • 手術(必要な場合)

    手術をしたくない方

    1~3か月の定期検査→クリーニング

    手術を受ける方

    オペを行う→術後の検査とクリーニングをし8か月後に再度検査し3か月~6か月の定期検査→クリーニング

根管治療

根管治療とは、いわゆる歯の根っこの治療のことです。
虫歯が悪化し、歯の神経が入っている管に細菌感染が起こると、この感染組織を除去するために神経を取り除く抜髄(ばつずい)と呼ばれる処置が必要となります。また、根管内の治療を行ったときに細菌に汚染された組織が除去し切れていないなどが原因で根管の先端に膿が溜まってしまうことがあります。 この場合、再度根管内を殺菌、消毒する治療が必要となります。
これを感染根管(かんせんこんかん)処置といいます。抜髄、感染根管処置の後には、根管を薬剤で封鎖する根管充填と呼ばれる処置を行います。これら根管内の治療を根管治療といいます。

施術前
(根の先にある黒い影が病巣です)
施術後
(黒い影が無くなり経過も良好です)

料金

自費の根の治療なども随時ご相談受付中です。『根管治療+コア+被せ物』で治療費を設定します。
歯の難易度によって値段設定しております。

歯の種類
料金
前 歯
105,000円~
小臼歯
125,000円~
大臼歯
145,000円~

※抜髄根管と感染根管では圧倒的に治療の難易度が違うので、感染根管(再治療の歯)の場合は上記の値段に2万円追加になります。

Using Apparatus 器具を使った治療

3DR(The 3rd Dental Restoration)

当院ではインプラント治療も自費の入れ歯治療もブリッジ治療も行うことができます。また自家歯牙移植という欠損した部位に、自分の親知らずなどを利用して、欠損を補う治療も行っています。ただ、欠損歯が複数あったり、外科治療や歯を削る治療を避けたいという方もいらっしゃいます。そんな時に、3DR治療は最適です。

3DRとは

複数の健康な歯を全く削ることなくピタリと密着させられる高度な歯科技工技術によって、自分の歯と変わらない噛みごたえを取り戻すことを可能にした、全く新しい歯科治療方法です。「部分入れ歯」など、これまで外科的治療を要しなかったものを“第1の義歯”、「ブリッジ」や「インプラント」など、歯や顎骨を削る外科的治療によって義歯を固定するものを“第2の義歯”、3DRは、それらに続く第3の義歯として開発され、欠損歯で悩む患者様に新たな選択肢として提供できます。部分入れ歯は、入れ歯を支える為に残っている歯に重い負担をかけて健康な歯をダメにしてしまうリスクがあります。ブリッジも本来健康で問題のない歯を削らなければなりません、インプラントも同様に顎の骨を削って植立させるため重い負担が発生します。また感染症などのリスクも考えていかなければなりません。そのようなデメリットを解決して健康な口腔内を取り戻すことができるのが第3の義歯といわれる3DRです。

義歯と違うの?

取り外しをするところは義歯と同じですが、義歯のように大きい異物感がありません。また、義歯を入れた方はわかると思いますが、義歯はピンクの部分で粘膜に負担をかけるので、義歯性の潰瘍(口内炎)ができたりしますが、3DRはピンクの部分“床”がありません。入れ歯で患者さんが一番苦労する問題は“床”なので、床から開放されることは一番大きいのではないでしょうか?
院長は3DRの専門歯科医師です。3DRは精工な技工操作や技術がゆえに、誰にでも作製できる補綴物ではありません。今までにない装着感と噛みごたえを実現するこの補綴物は後世に引き継がれる必要があり、そのために、その技術は特別な技工士集団により継承されています。世の中には似たようなものが出回ることがありますが、似たようなものを手にして不満足に終わったら、本物の良さを知られずに、本物の価値が失われてしまいます。そうならないために、私たちは3DRを大切にしたいと考えております。

3DR治療が受けられるクリニック

全国に8万件の歯科医院があります
その中で、3DR治療を受けられる施設は今のところ35歯科クリニックです。
全国から治療を希望される方が当院に集まっております。

メリット

  • 通院は、初診時と装着時の2回のみ

    治療の手順は、専門歯科医により歯列の型取りを行います。その型から歯科技工士が3DRを作成します。そして、完成した3DRを専門歯科医が患者様に装着し、治療は完了します。その間、およそ30日です。

  • 口元を美しく保つ

    外見からは金属などはほとんど見えず、自然で美しい口元を保ちます。

  • 普段のお手入れも簡単

    普段のお手入れは、自分の歯と同じように歯磨きで磨くだけ。特別な洗浄剤等は不要です。

  • 数十年間、使い続けられる耐久性

    ほとんど劣化しない素材を採用しているので、長期間にわたってお使いいただけます。また、3DRはメンテナンスによって微調整できますので、快適な付け心地をいつまでも維持できます。

3DRは3DR治療の専門歯科医師のもとでしか治療を受けることができません。
当院の院長は3DR認定歯科医師ですので、ぜひご相談ください。

※3DRは自由診療です。
※3DRは最低5本の丈夫な歯が支えとして必要です。それよりも支えがないと適応になりません。

インプラント

当院の患者さんのなかにもインプラントを元々入れられてくる方がいます。インプラントはメインテナンスを行うことが必須であると歯科医師は皆同意見です。学会もそう国民の皆様に発信しております。しかしながら、メンテナンスに通われていらっしゃらない方もおります。そのような場合、インプラントを最終的に除去しなければならなくなったりします。できればそのようにはなりたくないですよね?そんなことにならないために、私たちの歯科医院では定期的なメンテナンスに通っていただくことを、事前にご理解いただき、新たにインプラント治療を始められる方には予防歯科の考えを説明させていただいております。まずは抜歯にならないために、抜歯になってしまった場合でも今ある歯を守ることを真剣に考えていくお手伝いをさせていただけたらと思います。

義歯

噛めるということ、それは幸せに直結します。ちゃんと噛めることができれば、お食事が楽しくなります。入れ歯の噛み心地や見た目、装着時の違和感など不満があっても「入れ歯だから、、、」とあきらめていませんか?費用が上がっても自費の入れ歯の方がメリットを得られるケースが少なくありません。噛める喜び、幸せは、お金に変えられない価値があります。見た目に関しても、例えば金属の部分を入れ歯と一体の樹脂で製作されているノンクラスプデンチャーという入れ歯がございます。自然な外観の審美性に優れた入れ歯です。合成樹脂の少ない、あるいは含まない素材のため人体に優しく安心してご使用いただけます。まずはお悩みを、お気軽にご相談ください。

ブリッジ

「ブリッジ」とは、失った歯の両隣の歯を土台とし、橋をかけるように中心の歯を支える治療法のことです。ブリッジ治療をすることで、自分の歯に近い感覚で噛んでいただくことができるようになります。

メリット

固定式なので装着している違和感が少ないことや、自分の歯に近い感覚で噛むことができます。

Using Own Teeth 自分の歯を活かす治療

自家歯牙移植

移植とは、抜かなければならない歯の場所に、まだ使える自分の歯を移動することです。
移植した歯がどのくらい持つかということは、文献によって様々です。半年持たないこともあれば、10年以上持つとも言われています。
ただ、今現在においては、移植に関する文献を基にした治療を行えば、安定した結果を得られています。

治療の条件

  • 抜かなければならない歯があること。

  • 利用出来そうな歯があること。

    ※骨と癒着していない歯。(癒着していると歯が抜けないため)
    ※歯の根が単純な形であること。(根っこが複雑だと移植先に形が合いにくいため)

  • 適応年齢(理想的には):40歳未満であること。

  • 手術を出来る開口量、お鼻で息が出来ることなど。お薬を飲んでも大丈夫。

    ※術後に抗生物質、痛み止めを飲める状況であること。
    ※骨粗鬆症、の方の場合は適応にならないことがあります。

治療の流れ

  • 1回目の手術

    手術は2日間行います。1日目はまず駄目になった歯を抜く日。
    通法通りに歯を抜きます。そこまで痛くないです。

  • 1カ月間、穴が適度に治るのを待ちます。

    見えている歯石や、歯周ポケット内に隠れて見えない歯根表面に付着している歯石やプラークを、超音波振動器具や手用器具を用いて取り除いていきます。口腔内写真、ポケット検査撮影を行います。
    移植手術の前には、口腔衛生環境をよくしておく必要があります。

  • 2回目の手術

    1か月後、2日目の手術を行います。2日目はまず、移植先の治ってきた傷を再び開いて、移植する歯の為の準備をします。
    移植する歯を抜いて、穴に植えて固定して終わります。

  • 根管治療

    歯の移植手術をして、歯が生着するまでの間に、根管治療を行います。
    先ずは、生着するまでは3カ月程、経過を見ます。その後、冠を被せたら咬めるようになります。

〜 小さなお子さんが
転んで前歯が
抜けてしまった場合 〜

移植とは違いますが、怪我で抜けてしまった歯が泥だらけの場合、水で洗わないでください。
大事な歯根膜の元気がなくなってしまいます。牛乳や生理食塩水、無い場合はお口の中(お母さんでも先生でも良い)で保管してなるべく早く歯科医院に行ってください。治療が可能な場合があります。

エキストリュージョン

エキストルージョン法は部分矯正の一種で、矯正的廷出、歯根廷出術とも呼ばれます。
天然歯や現在の被せ物(クラウン)が歯の頭から折れてしまった場合に、針金とゴムを使って歯ぐきの中の短い歯根を引っぱり、廷出された歯根の頭を使って被せ物をしていく治療方法です。

『エキストリュージョン』図解 フロー
『エキストリュージョン』図解 結果

歯を牽引したことで、歯肉の縁から歯質を出すことができました。これによりキレイな被せ物を入れることができ、抜歯せずに歯を長持ちさせることができます!

当院では、抜歯以外にも、
歯を最大限に生かして、
自分の歯をなるべく長く
使えるような材料や、
治療法の提案に努めております。

Other Treatment その他の治療

定期健診

初診で様々な方のお口の中を拝見していると、もう少し早く処置しておけば、神経を取らずに簡単な処置で済んだのに・・・・と思うことも少なくありません。早期発見・早期治療は現代の医療では当たり前になってきましたが、8020運動を実践するためにも欠かせない理念の一つだと思います。最近は虫歯が原因で歯がなくなることよりも歯周病が原因で歯が抜けることが多いことから、当院では歯周病の治療に力をいれています。21世紀の歯科医療は、虫歯を作る以前の段階で、定期的な検診をして予防的な処置を行います。
そのために定期的な来院をして常に口腔内をチェックすることをおすすめします。

顎関節の特別な診断による治療

以前は顎関節治療では外科的に関節円板の癒着を剥がしたり、関節腔内の炎症物質を物理的に洗い流したりする時代がありました。現在では国立大学病院でおもに行っている方法として、TCH指導をしています。当院ではTCH指導に特化した歯科衛生士が在籍しており、大抵の顎関節治療はTCHと保険のマウスピース治療で奏功しております。TCH指導のほかにOMT(OralMioTuning)も行っております。(自費治療になります)口腔内から関節周囲の微小循環を改善するマッサージケアで、30分をひと単位とし、行っております。女性にはうれしいリフトアップ効果も期待できます。

以上のことを行っても治療が奏功しない方の場合は、そもそも顎関節に常に負担がかかってしまうような歯並びの方のことが多いです。かといって歯科矯正を受けることは希望なされない方も諦める必要はありません。顎関節の痛みが酷い、また関節のみならず頭痛や肩こりの症状があるような方の場合は、より精査を必要とし、CT撮影にて原因となる顎関節の解剖学的形状や位置を診査し、かみ合わせの位置を現状から変化させる(正確には装置を装着する)ことで、関節にかかる負担を減らすことが可能となります。 (自費治療になります)この治療法は特殊でありほかでは受けることは出来ません。なぜならば、顎関節の位置をCTで解析することすら簡単ではないからです。そして、その位置から正しい顎の範囲に関節を移動する(装置の装着により)ことが一番困難なポイントです。当院の診療システムは特別かもしれませんが、顎関節症で本当に悩まれている患者さんにとっては朗報だと思います。困っている方がいれば是非教えて差し上げてください。

治療の流れ

  • 問診

  • 検査

    CT撮影をしたあと、歯型を取ります。

  • 診査診断

    装置を作る希望があれば、歯型を取ります。

  • 頭の位置に対する顎の位置を記録

  • 技工操作、装置作製

    1ヶ月ほどで装置は完成します。

  • 装置セット

    装置を装着した瞬間から顎の負荷は減り症状が快方へ向かいます。

  • メンテナンス

セカンドオピニオン

当院のセカンドオピニオンでは、当院以外の主治医におかかりの患者さんを対象に、診断内容や治療法に関して当院での意見・判断を述べさせていただきます。
その意見や判断を患者さんがご自身の治療に生かしていただくことを目的としております。セカンドオピニオンを受けるにあたりましては、下記の事項をご理解の上ご予約していただくようお願い申し上げます。

セカンドオピニオンの内容

相談後の治療は主治医に継続していただくことが原則であり、相談内容については主治医にご報告させていただきます。当院での意見・判断を提供し主治医と患者さんのよりよい治療への理解が深まればと考えております。

相談内容及び必要な資料

治療に関する相談のみとなります。医療訴訟の問題、医療費の内容、医療給付に関する事、主治医に対する不満、転医希望に関する相談はお受けできかねます。現在受診されている主治医からの紹介状(診療情報提供書)、検査資料(レントゲンなど)をご準備ください。レントゲンデータなどは印刷よりもデジタルデータの方が見やすいので、可能であれば前もって、当院のドクター宛に直接電子メールをドクター本人より送信していただく方が好まれます。
info@teeth-smile.jp

紹介状の書式は主治医の先生が普段ご使用の書式で構いません。

相談を受けることができる対象の方

原則、患者さん本人の同席が必要です。ご家族の方の同伴は可能です。間違っても弁護士さんを連れてこられることのないようよろしくお願いします。

相談にかかる費用

30分45分まで60分
21,60032,40043,200

※1回につき1時間が限度です。
※2019年5月時の消費税率で記載しております。

相談の流れ

予約受付後、セカンドオピニオンを受けていただき、内容をまとめ、その後紹介元への返信(状況によりますが、約1〜2週間かかります)を行います。

妊娠中の方のための治療

妊娠中の方や授乳される方のお薬について

基本的に妊娠中は薬を内服しない方がよいと考えます。
しかし、薬を使用しないことで母体に悪影響があると考えられる場合には、胎児への影響の少ないものをを必要最小限投与します。
歯肉にする局所麻酔薬ですが、通常用いるキシロカインというものは量的に少量ですので、まず問題ありません。また血圧が高いなどの場合にはモニター下でチェックしながら処置をします。抗生剤は妊婦の方に使用しても大丈夫なサワシリン、鎮痛剤にはカロナールというお薬です。お薬なので、100%安全というわけではありませんが、他のもの比べて胎児に影響が少ないといわれてます。
ご不安やご心配される患者さまもいらっしゃると思いますので、お薬を使用しなくてもいいようにファーストステップでなるたけ親知らずの抜歯など緊急性がない治療は妊娠初期の方、妊娠中の方には安定期に入るまで延期するなどして、患者さまのお気持ちを大切にしたいと考えております。

また授乳中の鎮痛剤や抗菌剤の使用については、母乳の中に薬の成分が移行する量はごくわずかであるといわれているため授乳をやめる必要はありません。
ご心配な方は授乳の直後などにご使用すれば影響はより少ないでしょう。

妊娠中の方のX線について

歯科医院で撮影するレントゲンの放射線量はごく微量なのでご安心ください。歯科医学的検査におけるレントゲン撮影は胎児に影響を与えないと考えられています。妊娠中のレントゲン撮影による胎児への影響は、実際には撮影を2500回してはじめて問題となるレベルであるといわれてます。
また歯科のレントゲン撮影は頭部のみで、直接お腹にX線を照射することはありません。撮影時にプロテクターを患者さまには常時装着していただいおりますので、ご安心ください。妊娠に気がついていない初期にレントゲン撮影を受けていても大丈夫ですし、妊娠中の方も検査時に医師に伝えていただければ問題ありません。
それでも不安や迷いがおありの患者様には治療状態にもよりますが、場合によって延期したりすることもございます。患者様のお気持ちを大切にしたいと考えております。

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